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巣鴨にあるフィルムで撮る遺影写真館

こんにちは。えがお写真館のカメラマン土谷です。

えがお写真館ではフィルムで撮影を行う【松・フィルム撮影プラン】を行なっております。
若い世代の方には
 

「フィルムで撮影‥?」

 
となるのではないかと思いますが、上の世代の方々なら「フィルム!懐かしいなぁ〜昔はフィルムで撮影していたなぁ‥」と感じる方が多いのではないでしょうか?
 
2000年以前はフィルムカメラが全盛でほぼ90%はフィルムカメラで撮影をしてフィルム現像同時プリントを行い
仕上がった写真をワクワクしながら確認していたかと思います。
 
プリントを行なわないと写った画面が確認出来ない為、必ずプリントをしてその写真をアルバムに入れて保管をする方々が
大半だと思いますのでその頃のお写真は今でもまだお手元にあるのではないでしょうか?
 
しかしながら現在はデジタルに切り替わり、その場でカメラのモニターで画像が確認できる為、写真を見て
満足し、その写真のデータが何処にあるのかも分からなくなったまま忘れられて行ったりしていませんか?
 

私どもの写真館でも通常の撮影はデジタルで行っております。撮ったお写真はデータでもお付け致しますが、やはり
最終的にはプリントにする事をお勧めしております。データですと急にお写真を確認したいときにパソコンが無いと確認が出来なかったり
データが入っているCD-R自体を紛失してしまったなどのご相談も多く頂いております。

 
ではその他に何が違うのかデジタル写真とフィルム写真の違いを具体的にご説明して行きたいと思います。
 
土谷_暗室_土谷写真製作所11
 

デジタル写真とフィルム写真の違い

 

⚫️画像フォーマットの大きさの違い

写真を撮影する際、画質を大きく左右するのが画像フォーマットの大きさです。
フィルムを撮影した事がある方ならご存知かと思いますが、フィルムの種類を選ぶ際「35ミリフィルム」という
サイズのフィルムを選んだ事はないでしょうか?

  • ■一般家庭で一番使用されていたコンパクトカメラや「写ルンです」などの使い捨てカメラなどに使用されていたフィルムサイズが24×36mmというフォーマットになります。
  •  

  • ■えがお写真館で使用するカメラのフィルムフォーマットは、更に大きい「ブローニーフィルム」56×70mmというフォーマットサイズになります。実際56×70mmのフィルム面に光が露光されその画像が更に倍率されて大きく引き伸ばしたものが実際のプリントサイズになりますので、フォーマットは大きければ大きいほどフィルムの粒子が細かくより鮮明で綺麗な画像が得る事が出来ます。

 

  • ■デジタルカメラのフォーマットはフルサイズ(24×36mm)になります。こちらでも十分画質的には事足りますが、大きく引き延ばせば引き延ばすほどこの差は出てくると思います。

 

⚫️階調(ラチチュード)の幅や滑らかさ‥

画像フォーマットが大きくなった事により粒子も細かくなり、更に明暗を表現する幅、※ラチチュード(階調)が広がります。
階調が広いとデジタルでは苦手とされている ハイライト(一番明るい所)の表現力がグンッと増してより素敵なお写真に仕上がると思います。
白いお洋服などを撮影背景を白で撮影した時に起こりやすい白飛びなどデジタルでは苦手としていた事がフィルムで撮影致しますと、より滑らかで綺麗な印象なお写真になると思います。
 
※ラチチュードとは…フィルムなり撮像素子の適正露光に対するプラスマイナスの許容度のことです。感度が高いとラチチュードは広く、感度が低いとラチチュードが狭い」と言われています。

 

⚫️プリント時の再現性

当写真館で一番ご依頼が多いのが遺影額装写真の作製です。通常遺影写真で使用するお写真サイズですが、四つ切りサイズ(254mm×305mm)
というあまり聞きなれないお写真サイズになるのですが、割と大きいサイズに引き伸ばされます。
かなり画像が拡大されてプリントされますので、この様な時ほどフォーマットが大きければ大きいほどよりシャープで細かい部分まで
表現されてくるはずですのでフィルムのラチチュードを最大に活かしたプリントならではの色再現性を体感して頂きたいです。
 

⚫️後世まで残り続ける物質的な存在感

今デジタルカメラの性能は急激に伸び続けており続々と新しいカメラが誕生し、カメラの性能や保存形態が変わりつつあります。
しかし少し心配なのは現在保管しているデータが今のフォーマットのまま果たしてその後も使える状態になっているのでしょうか?
現状、一昔前に携帯電話のカメラで撮影したデータが今のフォーマットで簡単に観れますでしょうか?‥
やはりそのままでは見る事が出来ず、特殊な方法を使用してデータを摘出し現在のフォーマットに合わせてやっと観れるのではないでしょうか?
 
その点フィルムはどうでしょう。基本的なフォーマットはほとんど昔から変わっておりません。
80年前にフィルムで撮影したものでも今すぐにプリントしたいと思えばすぐプリントにする事が出来ます。
プリントする際に使う機材も昔から何一つ変わっていないのでこの先も現状このまま使用できるはずだと思います。
出来るだけ残せるものであれば是非プリントにして頂き後世まで残り続けるようにして頂く事を是非お勧め致します。
 

⚫️まとめ

フィルムもデジタルも利点はそれぞれあると思います。
ただデジタルの場合その時の思い出を簡単に何枚も記録、見返す事事も出来ますが、手軽に撮影が出来る分、写真1枚1枚の重みが無くなったように感じております。フィルムカメラならではの1枚1枚しっかりと被写体を観察し、緊張感を持ってフィルムにイメージを定着させ深みと重みを写し込むそんなアナログならではのえがお写真館の新しいプラン
 
【松・フィルム撮影プラン】を是非この機会にお試しください!
●松(フィルム撮影プラン)54.800円(税抜)
お化粧、ヘアセット、
撮影商品(四切額プリントセット、データ付CDR、)

 

えがお写真館

〒170-0002
東京都豊島区巣鴨 4-22-26 1F
TEL:03-5944-5737

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